36:かもきみの湯

かもきみの湯

御所市大字五百家333

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「日本書紀」によれば、神武天皇が高尾張邑たかおわりむらに来たとき、土蜘蛛つちぐも(土着の民)と戦いになり、皇軍は葛の綱を結い退治したので、改めてその邑むらを葛城かつらぎと名づけたと記されています。
古代から、葛城と称されたその地域は、大和六県あがたの一つと伝えられ、大和高田市、御所市、香芝市、葛城市及び北葛城郡の広範囲な地域でした。またその昔、金剛こんごう、葛城山麓一帯は、鬱蒼うっそうとした森が広がりその森は神々が鎮座する森厳な森として人々に慈しまれていました。
鴨かもと称されたその地域は、南は金剛山麓に鎮座する高鴨神社たかがもじんじゃから、北は葛城山麓・鴨山口神社かもやまぐちじんじゃ、東は鴨都波八重事代主神社かもつばやえことしろぬしじんじゃに及ぶ、金剛・葛城山麓一帯の呼称でした。このようなことから、葛城の鴨神奈備かものかんなびと称された。
葛城の郷 鴨君之湯かもきみのゆと命名しました。